Vagrantのbox、色々試しているうちにローカルにどんどん蓄積されて容量が圧迫されることありますよね。全然使わないboxは定期的に削除したほうが良いです。今回はVagrantのboxを削除したいときに読む備忘録的な記事です。
vagrantのboxを削除する
vagrantのboxを削除する場合はまず、削除したい対象のbox名を特定しましょう。
vagrant box list
コマンドを使うと、ローカルにダウンロード済みのbox一覧が表示されます。
$ vagrant box list bento/ubuntu-18.04 (virtualbox, 201912.14.0) bento/ubuntu-18.04 (virtualbox, 202002.04.0) ubuntu/bionic64 (virtualbox, 20191209.0.0)
単純に不要なboxを削除する場合はvagrant box remove {box名}
で削除することができます。
$ vagrant box remove ubuntu/bionic64
これでubuntu/bionic64
のboxはローカルディレクトリから削除されました。
vagrantのboxをバージョン指定で削除する
vagrant のboxを定期的にアップデートしている場合、同じbox名の複数バージョンのboxがローカルに保存されます。バージョン分けして使用しているのであれば残しておいても問題ないですが、バージョン管理による容量の圧迫もありますので、不要なバージョンのboxであれば、バージョンを指定して削除してしまいましょう。バージョンを指定する場合は、通常のvagrant boxを削除するコマンドの後に、--box-version {Version}
オプションを指定すると、指定したバージョンのみを削除することができます。
ちなみにバージョンは、vagrant box list
コマンドを実行したときに、出てくる
$ vagrant box list bento/ubuntu-18.04 (virtualbox, 201912.14.0) bento/ubuntu-18.04 (virtualbox, 202002.04.0)
201912.14.0
や202002.04.0
の部分ばboxのバージョンを示しています。
$ vagrant box remove bento/ubuntu-18.04 --box-version 201912.14.0
このようにコマンド実行することで、bento/ubuntu-18.04
のversion201912.14.0
についてを削除することができます。
お試しあれ。